シネマチックなカラーグレーディングが正解なのか?

こんにちは、ALKUです。
先日、大阪駅で撮影したこのポートレート動画を公開しました。

個人的に良い感じに、シネマチックなグレーディングができたかなと思います。
音楽や雰囲気は、海外のポートレート動画を意識したのですがいかがですかね?


でも実は、この動画最初は下記で公開しようとしていました。

余り特徴がないフラットな色味ですね。
カラーグレーディングというか、カラーコレクションで止まっている感じです。
それにしても中途半端ですが…

ただ、これはこれでフラットな印象なのでクライアントワークでは
このくらいの色味の方が無難で採用されやすい気もします。
特にモデルさんにフォーカスせず、施設や商品をPRする場合にです。

公開している方は、割とこってりとティールの色味が強いので
作品としては良いですが、お仕事では不採用になる可能性もありますよね。

何が言いたいかというと、シネマチックにかっこよくするのが
クライアントワークでは必ずしも正解ではないということです。

その辺りを間違えると広告として意図しない結果になり
せっかく作った動画の効果が薄れてしまうこともあります。

私もその辺りをもう一度意識しようと思いました。

余談ですが、そこを意識しすぎて作品も特徴のないものになっていたので
今回は思い切って特徴を出してみた次第です(笑)

今回の話と少し違いますが、コマーシャルとフィルムのカラーグレーディングの違いを
artlistのチャンネルで解説しているのが面白かったので貼っておきます。

それでは、また。

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